3.日本のお米の種類と特徴
3.日本のお米の種類と特徴
ここでは日本のお米の種類と特徴について、ちょっとしたご紹介をさせて頂きたいと思います。
日本で作られているお米の種類は約280種類といわれていますが、ここでは日本における作付け上位10品種と地元千葉県のお米であるふさこがね、最近人気上昇中のミルキークィーンのご紹介をさせて頂きます。
1.コシヒカリ 育成年:昭和31年 育成場所:福井県農業試験場 名前の由来:北陸で育成された熟色鮮美な品種であることから名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさでやや広く、平らな状態です。濃い飴色をしています。 |
2.ひとめぼれ 育成年:平成3年 育成場所:宮城県古川農業試験場 名前の由来:光沢が美しく、出会った瞬間に一目ぼれをしてしうまう魅力を持っていることから名付けられました。 米粒の特徴:やや長く光沢が良い状態です。 |
3.ヒノヒカリ 育成年:平成元年 育成場所:宮崎県総合農業試験場 名前の由来:西日本、九州地方待望の良食味の品種であり、光り輝くことを表現しています。 米粒の特徴:中くらいの大きさで頭部がややとがっています。 |
4.あきたこまち 育成年:昭和59年 育成場所:秋田県農業試験場 名前の由来:秋田県の有名人である小野小町のように、おいしいお米になるようにとの願いをこめ名付けられました。 米粒の特徴:他の品種と比べ小粒です。 |
5.キヌヒカリ 育成年:昭和58年 育成場所:北陸農業試験場 名前の由来:炊き上がりのご飯の色が白く、絹のようにつややかであることから名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさで丸みをおびています。 |
6.ななつぼし 育成年:平成13年 育成場所:北海道中央農業試験場 名前の由来:空気がきれいな北海道の北斗七星がきらきら輝く美しさをイメージして名付けられました。 米粒の特徴:やや長く中ぐらいの大きさです。淡い飴色をしています。 |
7.はえぬき 育成年:平成4年 育成場所:山形県農業試験場庄内支場 名前の由来:米どころ山形県でつくられたお米で、大きく飛躍し続けることを願い名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさで頭部がとがっています。 |
8.きらら397 育成年:昭和63年 育成場所:北海道上川農業試験場 名前の由来:従来のお米のイメージにはとらわれない、きらきらと美しい新鮮な名前をとの思いから名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさです。 |
9.つがるロマン 育成年:平成8年 育成場所:青森県農業試験場 名前の由来:夢をこめて育てられた、ロマンあふれるお米であることを表現し、名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさで、乳白粒は少なめです。 |
10.まっしぐら 育成年:平成5年 育成場所:青森県農業試験場 名前の由来:輝かしい太陽の下で情熱と優しさをもち、未来に突き進む躍動感を表現し名付けられました。 米粒の特徴:中くらいの大きさで、乳白粒は少なめです。 |
11.ふさこがね 育成年:平成16年 育成場所:千葉県農総研 名前の由来:ふさこがねの本当の名前は「千葉28号」といいますが、この名前は力強い稲の特性が「鉄人28号」を連想させることから名付けられました。 米粒の特徴:大粒で厚みがあり、濃い飴色をしています。 |
12.ミルキークィーン 育成年:平成7年 育成場所:農研センター 名前の由来:玄米が半透明なのでお米の表面が乳白色に見えることから名付けられました。 米粒の特徴:コシヒカリと比べると若干小粒です。 |
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