6.お米が炊けたら~おいしさを保つには~

6.お米が炊けたら~おいしさを保つには~

お米が炊き終わったら炊飯器のふたを開けお米をほぐします。
ほぐし方はお釜のふちにしゃもじを沿わせ1回転させます。その後、しゃもじを真ん中に差込みお米を下から上へひっくり返すようにほぐします。


ほぐすタイミングを逃すと「釜返り」や「生戻り」といった炊飯器のふたについた水蒸気が水滴となりお米に落ちることによってお米をベチャッとさせてしまいます。


炊いたお米を全部食べるわけではなく炊飯器にお米が残る場合は、炊飯器で保温状態のままにするのはあまりオススメできません。

どうしてと思われる方も多いでしょうが炊飯器で保温を続けるとお米が劣化し食味が時間と共に落ちてしまいます。炊き上がったお米は、おひつに移すとおいしさをしっかり保って冷めてもおいしく食べることができます。
これは、おひつには余分な水分を吸い取りベチャッとなるのを防いでくれるのと、湿度を適度に保ってくれるという力があるからです。





   .お米の炊き方~お米にたっぷり水分を~
     7.おわりに